どーちゃんのいない水槽

度々ブログにも登場してきた、Studio523 の水槽。

元はと言えば、妹の彼氏が飼えなくなった魚を処分する…と言ってきたので、急遽 もらい受けることに。

ちゃんと魚を飼うのは初めて、突然やって来た魚たち相手に四苦八苦しながら、でも いのちがいるって 良いなぁ、と思っていたところでした。

子どもも、魚たちをかわいがって、毎晩一緒に餌をあげていました。

そんな中で、問題児だった
ドワーフグラミーの どーちゃん。

前科約20犯の、えび殺し…
水槽のボスとして君臨し、
あまりにみんなと合わないので、反省室行きになった どーちゃん。

どうして どーちゃんを飼わねばならないのか、みんな仲良く生活して欲しいのに…とイライラしたことも。

でも、うちの環境を気に入ったのか、やって来たときは黒っぽいぐらい、肌荒れしていたどーちゃんも、ここ最近は 桃の様な美しいピンク色になり、心なしか性格も穏やかになり、正直 愛着が湧いてきていたところでした。


…そんなどーちゃん、
憎めなかったどーちゃん、
どーちゃんのいない水槽は、今までと景色が違いました…

どーちゃん、色々あって、体が弱っていたのでしょうか…
つい今日まで元気に泳いでいたのに、夕方 ふと見ると、水槽の端で 動かなくなっていました…

泣くなんて思わなかったけど、めちゃくちゃ涙が出ました。
うちの子も泣き…



あんまり悲しかったので、
水槽の模様替えしました。
水草を植え替えたり、増やしたり…


無事に稚魚が産まれて大人になったら、えびが大人になったら、どーちゃんを本水槽に戻そうと話していました。
…こんなに呆気なく亡くなるなんて、思いもしなくて。

手のかかる子程かわいい、だったのでしょうか。
問題児だと思っていたのに、いなくなってこんなに空っぽな気持ちになるなんて、こんなに悲しいなんて、思いもしませんでした。


元気だった時の、どーちゃん。

ヒゲをふよふよさせながら、
のーんびり泳いでました。

どーちゃん、うちに来てくれて、ありがとう。
お疲れ様でした。


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