植物と編み物

明日から9月かぁ・・・

昼間は灼熱の熊本も、夕方にもなると、もう真夏とは違う、涼しくて(といっても30℃くらいだけどw)秋はすぐそこなんだなぁと感じます。

熊本の春と秋は、本当に短い。

それぞれ1週間ずつぐらいしかないんじゃないか?というかんじで、この季節は着るものに結構困ります。

今年は無理せず、季節感は置いといて、とにかくこの暑さに耐えられる服装にしようと思います。暑い。

(今日計ってみたら、昼間の道路上はまだ40℃近かったです。そりゃ暑いわ。)


そんな暑い中、先日から続けてる編み物はなぜか捗り、

じゃーーーーーーん


これ、今日一日、4時間くらいで編んだ分です。

これはクッションカバーにしたいなと思ってるんですけど、私の目標はもっと他にもあって・・・


本日のお題は、


「植物と編み物」


まずはレベル1。

鉢カバー❤

か、かわいい・・・

冬になる前に、お気に入りの鉢たちに編んであげるのはいかがでしょう。

自分で編むならサイズ調整も自由だから、大きな鉢にも対応できるし。


ちょっと大物、

ブランケット、またはラグ・・・

これは美しい。でも、確かに時間はかかりそうなので、とりあえず私が絶対やってみたいのは

スツールカバー。

これなら、冬の冷たいお尻問題を解決してくれそう。


えー!と目をひいたのは、

サボテン!

しかも

こんなにたくさん・・・!!!

これなら、長続きする気がしないわって方でも、ちょっとずつ作れますね。

それに、これは決して枯れない、しおれないw

こんなアイディアも。

超直球、毛糸と植物の共存・・・w

私は結構好きです、毛糸の花ってかんじで。


繊細さに、思わずため息が出そうになるのは、

レース編みで植物、しかもそれをこうやってガーランドにするとは・・・

同じレースでも、このように

立体的に編まれると、もうこれは草花の創造。

こんなモチーフを持ち物や服につけるもよし、額縁に入れて飾るもよし、ガラスドームに入れるのもいいかも。

植物刺繍は、絶対に挑戦しようと、枠や布を集めているところです。

刺繍って、大きな作品を作るんじゃなくても、枠1つ分、ワンポイントからでも始めてみたらいい、自分で刺繍したものを飾るなんて、すごく素敵だと思います。


今日はこうやって編み物しながら、師匠と久々にゆっくり語らったわけですが、「どんどん便利になっていく人間社会だけど、この便利さが行きつく先って、一日中ベッドに寝ててもいい生活・・・それってどうなの?」と。


生活は驚くほど便利になっていきます。

お皿は、食洗器が洗って乾かしてくれる、洗濯物は洗濯機が洗って乾燥までしてくれる、掃除はルンバがしてくれる、車の運転だって、自動運転、自動駐車なんかもあるし。

野菜は、自分で育てなくたって買える、花や緑も完成品を買ってこられる、編み物や繕い物が出来なくても、お店でもっと安く買える。

自分たちがしなくてもいいこと、がたくさん、ともすれば生活の圧倒的多数が、「自分でしなくてもいいこと」に。

でも・・・全部を任せてしまったら、そのうち生きることだってめんどくさくなったりして。

そもそもそれって、生きてるって言えるっけ・・・

師匠と2人、そんな流れに逆らいつつ、これからも汗水たらし、肩や腰を凝らせつつ、「やらなくてもいいけど、あえて自分でやってみる」生活をしていきたいですねと。

自分でやってみることで、その価値や大変さが分かり、愛情がわき、いろんなものが大切に思えてくる。

自分でやったことは、自分の延長線になり、ここに ちゃんと根を張り、生きてる感、が強まっていくような気がします。

「時には、あなたはどこか分からない場所に迷い込むこともあるだろう。

 そして時には、どこか分からない場所の真ん中で、自分自身を見つけることもあるだろう」


何にせよ、生活は日々続く。

とりあえず手を動かし、足を動かし、

「 前に進み続けよう! 」

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